竹田市とまちづくりたけた株式会社が3年間受け入れてきた、みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社主催の「越境リーダーズキャンプ」。今年度も10月に行われました。その時の様子はこちら。このプログラムは、リアルな地域課題にビジネスの力で挑む越境学習を通じて、また大企業アルムナイにサポートを受けながら、大企業在籍の次世代リーダーとしての内省を深めていくものです。
この度、越境リーダーズキャンプから新しく生まれた取り組み「越境キャリアジャーニー」が1月25・26日に開催されました。今回の受講生は大企業に所属しているミドルシニア社員です。これまでのネームバリューや肩書が通用しない環境で、自身の経験やスキルを発揮し、地域課題の解決に挑む、また、越境体験を通じ今後のキャリア志向や組織におけるミッションについて内省を深めるものとなっております。
竹田市としては、研修受講者のアイデアやネットワークを外部知見として地域課題の解決に活用することができます。
今までの研修プログラムの中で最も短い1泊2日の研修。どんな方が来るのか?短い時間の中で、満足いただける研修を提供できるのか?まち会社スタッフもいつも以上に緊張が走りました。
今回の研修でも、地域課題の深堀り、フィールドワーク調査を行いました。最終的なプレゼンテーションでは、岡城址と街の中心との回遊性を高める必要があること、観光客と地域住民が交流する場づくりが必要であることなど、ミドルシニア社員ならではの目線で旧岡本屋の活用方法について具体的に例を用いて提案をしていただきました。
時間が足りないのでは?と心配しておりましたが、そこはさすがのミドルシニアの皆様!最後までばっちりと決めてくださいました。
みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社さんとの繋がりから新しく生まれた「越境キャリアジャーニー」。今回もたくさんの方のご協力のもと、無事に終了することができました。多くの皆様に感謝申し上げます。今後も竹田と繋がってくれる方、竹田を好きになってくれる方、竹田を応援してくれる方とのご縁を大切に、関係人口創出事業を拡大させていく予定です。