リアルな地域課題にビジネスの力で挑み、リーダーとしての内省を深めていくプログラムである「越境リーダーズキャンプ」の現地研修が、今年も竹田市で行われました。まちづくりたけた株式会社とみずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社が協業して行う研修で、今年度のテーマは「商店街における域外客の誘客を通した城下町の維持・再生」としています。
情報通信・人材育成サービス・金融を主業とする大企業5社の次世代リーダー社員、竹田市役所職員など9名が受講生として参加しました。
受講生は2チームに分かれて事前にオンラインで顔合わせをし、10月3日からの2泊3日で竹田市の城下町交流プラザを拠点に座学研修とフィールドワークを行いました。
1日目は5名の講師の講義の後、トークセッションに向けてヒアリング先を決定するグループワークを実施。
2日目、3日目の研修では、竹田市で活躍、活動されている方々とのトークセッションとグループヒアリングがあり、チームごとに様々な質問を行いました。そして、それを踏まえたうえでフィールドワークを行いました。
受講生は積極的に地域の方々や観光客に声をかけて話を聞き、籠モビやレンタサイクルなども利用しながら城下町を回り、まちの魅力や現状、現在の課題について真剣に考え議論をしていました。
今後は11月の中間発表、12月の最終発表に向けてチームごとにオンラインでアイディアの出し合いやディスカッションを進めていきます。
城下町にとっても課題解決やにぎわい創出に効果を与えることに繫がるとても良い機会になると思います。
受講生のフィールドワークの際、貴重なお時間を割いてご対応して頂いた竹田市内の事業所様、個人の皆様、誠にありがとうございました。