竹田市とまちづくりたけた㈱が協働で取り組んでいる若者定住促進事業の一つとして、10代~20代の方々のネットワーク構築支援を行っています。
勤務先だけでは地域の同世代との横のつながりを持ちづらい環境に加え、若い世代の離職率の高さに悩む企業も多い状況があります。こうした課題を踏まえ、地域で働く・暮らす若者同士がつながり、交流を深める場として『竹田市わかものサミット』と題し、交流会を開催しています。
2025年1月31日㈮に竹田市城下町交流プラザで3回目となる『竹田市わかものサミット』を開催しました。
海外からのALT(外国語指導助手)や国際交流員の方々も加わった市役所等の行政職員や、地元企業に勤める方、起業して活動する方、地域おこし協力隊として移住された方といった幅広い参加者が集まり5か国(日本・インドネシア・ドイツ・アメリカ・南アフリカ)23名の方々が交流を深めました!
イントロダクションでは、まちづくりたけた㈱の事業紹介から本プログラムの概要を説明し、みなさんの自己紹介へ。
竹田市出身者は2名。海外出身者は7名。県内外から竹田市と縁があって暮らしている方・働いている方といった異なるバックグラウンドを持つメンバーは初めてお会いする方同士も多くまだまだ緊張感も伝わってきました!
(大分市出身の2人はたまたま中学の同級生!という再会もありました😲)


お互いについて少し触れたところで、“バースデーライン”というアクティビティを行い3~4人のグループに。その後、フィールドワークではグループごとに城下町エリアの飲食店へ行き、交流会の食事を受取ります。「普段立寄ることのなかった通りやお店に行き、グループで探検して面白かった」との声も。各店舗から素敵なお料理が集まりました。ご対応いただいた店舗さんありがとうございます!


3テーブルに分かれて歓談が盛り上がってきたところで、“絵しりとり”チーム対抗戦を行ったり、テーブルごとにカードゲーム(参加者が色々持ってきてくれました)を行ったりと、約3時間に渡る時間を共有する中で、たくさんの笑顔が見られました。




「今日の交流会の時間が足りません」という声や「こういった交流の機会をもっと持ちたい」とのお話も伺い、はじめは緊張しつつも一歩踏み出し同世代との出会いや繋がりが持てたことを喜んでもらい満足度の高い取り組みとなりました。
最後にいただいたアンケートの中には、“参加者から参加者への質問”もあったり、多くの質問にも真摯に向き合ってご回答いただきありがとうございました!
参加者アンケートはこちらからご覧いただけます。
今回の企画を通じて、地域でのつながりを求める若者が多いことが改めて明らかになりました。今後も『竹田市わかものサミット』では、定期的な交流会の開催を目指し、若者が主体的に交わる仕組みを作っていきたいと考えています。
さらに発展し、参加者同士が地域の課題や理想の暮らしについて意見を交換する場や、実際に地域課題に取り組むプロジェクトを立ち上げたりといったきっかけを育みたい思いもあります。引き続き、多くの方々のご参加をお待ちしています!

