銭湯を改修した建物で、観光客からも人気な「アートスペースカフェ大蔵清水湯」。
タイルや蛇口、入浴料金など、店内のところどころに銭湯の名残りがあります。
日替わりランチは基本メインがお肉（ハンバーグor豚味噌）とお魚（秋刀魚or鰤カマorホッケ焼き）から選ぶことができ、フルーツとコーヒーまでついてきます。今回はメインをお肉からハンバーグ、お魚からホッケ焼きにしました。
最初にご飯、お味噌汁、小鉢が運ばれてきます。
店主の「お客さんにお野菜をたくさん食べてほしい」という思いから数を多く用意されている小鉢やお味噌汁の具材には、隣で営んでいる八百屋で仕入れた季節のお野菜が使われていて、煮物やお漬物など一つ一つの小鉢を楽しめます。また、この日のお味噌汁にはふぐのアラがはいっていてほろほろとした柔らかさとだしの風味がとても合います。
お料理のお盆には明治から使われているお料理を運ぶ配膳用のもろぶたを使われていて、昔ながらのもろぶたに喜ばれるお客さんも多いようです。
ハンバーグはデミグラスソースがお肉に染み込んでいて、優しい味付け。
ホッケ焼きは柔らかく塩味がきいていて、そのままでも、醬油をかけて食べても美味しいです。
メインを食べ終わった後は、季節のフルーツ。今回のフルーツは、みずみずしくとても甘いおとなりの豊後大野市のスイカでした。
食後にはコーヒーとひとくちスイーツ。コーヒーに程よい甘さのケーキが合います。
ひとくちスイーツは、ケーキやゼリーなど、仕入れたものや手作りのものをその時々で提供されているようです。
日替わりランチは小鉢からコーヒーまで品数も多く、お腹いっぱいになり大満足。
2階には店主が趣味で集めた食器や竹田に由来のある方の絵画があり、自由に見ることが出来るので、お料理を待っている時間に楽しむのも良いですね。
お客さんが帰られるときに「ここに来て良かった」と思ってもらえるように心がけていて、喜んでもらえたお客さんのうしろ姿を見るのが好きという店主。ランチに来られたお客さんに、竹田の観光地やおススメスポットなどまちの情報をたくさん教えてくれるおもてなしの心で溢れた方です。
お店の目の前の通りは「八幡川横丁」といい、もともと裏に川があったようです。道を歩くと、歴史を感じます。
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大蔵清水湯
大分県竹田市竹田町507
TEL: 0974-63-3321
■営業時間
11：30-16：00
■定休日 不定休
HP→アートスペースカフェ大蔵清水湯
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