まちづくりたけた株式会社では、実践型インターンシップの地域コーディネーターとして企業と学生・社会人へ向けた双方のサポートを行う伴奏支援に取り組んでいます。
今回は、竹田市に拠点を持ちコンサルティングを中心に行われている株式会社gratzとタイアップし、全国の大学生を対象に募集を行い、2人の学生と3週間の協働を行いました。
本プロジェクトのインターンシップ生の募集は、NPO法人ETIC.が運営する全国の長期実践型インターンシップを紹介するポータルサイト「Project Index(プロジェクトインデックス」を通じて行いました。実践型インターンシップでは、経営者が本気で取り組みたい課題解決へ向けて、インターンシップ生には行動力とやる気が求められます。
公募から数週間でインターンシップメンバーが決まり、プロジェクトが動き出しました。
2024年1月からオンラインでの面談を重ね、お互いの状況や目的の確認、不安解消などコミュニケ―ションを図ります。
2月中旬、東北から(九州初上陸となる!)大学生と、大分市からの大学生が竹田へ入り実践スタート!
株式会社gratzさんの業務内容の落とし込みからはじまり、プロデュースやマネジメントのノウハウを学びながら、2つの課題へチャレンジしました。
【プロジェクトA.】就活生向け「自己分析メソッド」テンプレ開発
【プロジェクトB.】コーチング商品のマーケティングファネル構築
プロジェクトAとB、2人で2つの課題解決を目指し、
福岡市の就活支援施設dot.や大分市の若手起業家育成施設ミライベース、豊後大野市の関係人口交流拠点cocomio、竹田市の竹田市雇用創造協議会などへも伺い関わりの幅を広げ、それぞれの担当者や専門家との協働を進めます。
地域に入り込み課題を実感することで、熱意を持った活動となり、企業とインターンシップ生が二人三脚で過ごす時間となりました。
市内の関係機関などへも活動の挨拶に伺いましたよ。
まちづくりたけた株式会が伴走支援をする実践型インターンシップでは、現地での活動最終日に地域の方々への活動報告会を開き、インターンシップの取り組みについて発表と情報共有を行っています。
今回は3月15日に城下町交流プラザにて行いました。ご参加いただいた皆さまありがとうございました。
報告会終了後、株式会社gratz 子安社長からは
インターンシップに参加した学生へ向けて「日頃の忙しさを理由に手を付けられていなかった課題に腰を据えて取り組むことが出来ました。彼らの新鮮な視点と熱意は新たな刺激をもたらしてくれました。この成果物はこれから多くの人を幸せにする仕組みづくりの一つとなります。今回のプロジェクトの成果の正解というのはまだわからないけど、長期視点において業績向上やイノベーションが期待でき、資産が増えました。2人が取り組んだプロデュースの手法は今後それぞれがずっと使い続けていけるものに出来たと思います。素敵な出会いをいただき本当にありがとうございました」といった言葉が送られました。
また、コーディネーターのまちづくりたけた株式会社担当者へは「今回中間に立つサポート役がいたことで、業務に専念することが出来ました。学生に対し、生活環境といったハード面と、いち社会人としてのビジネスマナー等の指導といったソフト面も相談相手がいると安心できる。これまでの他事業者さんたちの取り組みや関わり方も参考にさせてもらい、インターンシップのノウハウがないなかでもスムーズに導入でき大変ありがたかった」といった言葉を頂きました。
学生の2人は滞在中、周辺観光や地域の方とのふれあいの時間も楽しんでくれました♪
まちづくりたけた株式会社では、今後も継続して実践型インターンシップの伴走支援に取り組んでいきます。
事業の困りごとや抱える悩み、新たな挑戦へ向けて、「インターンシップを検討したい」という企業さま、お気軽にまちづくりたけた株式会社へご相談ください。